山下理事が学長代理でタイ・チェンマイ大学60周年記念式典へ出席
令和7年1月22日~24日、山下宗利理事(教育・学生担当)・副学長(兒玉学長代理)と三島伸雄副学長・国際交流推進センター長が、本学の大学間交流協定校であるチェンマイ大学(タイ)の創立60周年記念式典等へ出席しました。
式典に先立ち、1月22日には本学とチェンマイ大学Ekkachai Mahaek副学長と対談する場が設けられ、本学とチェンマイ大学との交流関係をさらに強固にすることについて、お互いの意思を確認することができました。
1月23日には“Presidential Forum: Navigating the Future of Higher Education”が開催され、本学から三島伸雄副学長が“Sub-theme 3: Bridging Knowledge and Action for the SDGs (Session 2)”に登壇しました。フォーラムでは、三島副学長がチェンマイ大学間と取り組んでいる都市・農村開発と今後の展望について発表を行い、他大学からの登壇者を交え活発な議論が行われました。
1月24日に開催された60周年式典では、チェンマイ大学と協定を結ぶ教育機関を始め、各国の総領事や大使なども参加しました。会場ではチェンマイ大学Pongruk Sribanditmongkol学長と面会し、山下理事からチェンマイ大学創立60周年の祝辞と今後展開される本学とチェンマイ大学との交流への期待を伝えられました。
式典はタイ伝統舞踊のパフォーマンスから始まり、チェンマイ大学学長による開会の挨拶、来賓からの祝辞、キーノートスピーチが行われ、チェンマイ大学のこれまでの歴史と功績を振り返り、今後の発展を展望する式典となりました。
チェンマイ大学は、タイ王国の国立大学で、北部地域最初の高等教育機関です。
本学とは2005年の大学間学術交流協定締結以来、研究交流、学生交流ともに積極的な交流が続いています。2023年からは本学の戦略的パートナーシップ・プロジェクト*において戦略的パートナーシップ候補校として、交流が深化しています。特にチェンマイ大学建築学部と本学理工学部間では、大学院レベルでの国際共同教育プログラムとして、共同研究指導を中心とするサンドイッチプログラムの確立に向けた協議が進められています。
今後も、相互の強みを生かした活発な交流が期待されます。
*戦略的パートナーシップ・プロジェクトとは、本学の教職員や学生の双方向の国際流動性を高めることにより、研究活動や学びを活性化させるプロジェクトのこと。 <https://www.irdc.saga-u.ac.jp/information/strategicproject/>
式典の様子 中央左から山下理事、Pongruk Sribanditmongkol
チェンマイ大学学長、三島副学長。
右端は本学卒業生でチェンマイ大学建築学部副学部長UmpigaShummadtayar准教授
中央:フォーラムで登壇する三島副学長 中央左:山下理事 右:Ekkachai Mahaekチェンマイ大学副学長
山下理事が副学長と対談