医学部村田大紀助教が大学発医療系スタートアップ支援プログラム(シーズS0)に採択
【概要】
この度,本学医学部附属再生医学研究センターの村田大紀助教が提案した,「新たな半月板再建技術の確立に向けた起業挑戦」課題が,令和7年度の日本医療研究開発機構 橋渡し研究プログラム 大学発医療系スタートアップ支援プログラム(S0)〔九州大学拠点;九州大学九州大学生命科学革新実現化拠点橋渡研究推進部門/九州大学病院ARO次世代医療センター〕の公募において,シーズS0(スタートアップを介して医薬品・医療機器等の実用化を目指す若手研究者を対象に,担当プロジェクトマネージャーと共に起業を目指す課題)に採択されました。
〇活動の目的
本プログラムは,国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援の下,九州大学生命科学革新実現化拠点橋渡研究推進部門/九州大学病院ARO次世代医療センターが橋渡し研究プログラムの拠点として提供する,大学発医療系スタートアップ支援プログラムです。本プログラムでは,アカデミア等の優れた基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しするために,革新的な医薬品・医療機器等の創出と2024年度から2028年度までに10社起業を目指して,研究費等が支援されます。また,各シーズに対して,プロジェクトマネージャーによる伴走支援,CxO人材のマッチング,薬事・知財戦略の策定,アントレプレナーシップ教育等,研究開発と事業化の両面から総合的なサポートが提供されます。
※2025年度応募状況:応募総数54件(採択課題10件)
内訳;シーズS0 応募10件(採択3件)/シーズS1 応募30件(採択4件)
/シーズS2 応募14件(採択1件)
(九州大学生命科学革新実現化拠点の公式HP内「大学発医療系スタートアップ支援プログラム」における記載を引用;https://www.aro.med.kyushu-u.ac.jp/hashiwatashi/quick/)
〇期待される成果
本採択により,新たな半月板再建技術の確立に向けた研究開発が一層進展し,将来的な起業挑戦につながることが期待されます。
【本件に関する問い合わせ先】
リージョナル・イノベーションセンター URAチーム
〒840-8502 佐賀県佐賀市本庄町1番地(産学交流プラザ内)
TEL;0952-28-8961
E-Mail;suric★ml.cc.saga-u.ac.jp(★を@に変換してください)