佐賀大学海洋エネルギー研究所 IASIR 2026 久米島で初開催 — 世界の研究者が集い島嶼地域の持続可能性を議論 —

佐賀大学 海洋エネルギー研究所(Institute of Ocean Energy, Saga University, IOES)は、2026年3月26日(木)〜27日(金)の2日間、沖縄県久米島にて「1st International Academic Summit on the GX Model in Island Regions(IASIR)」を開催し、国内外から学術研究者、国際機関、政府、産業界の専門家が参加して盛況のうちに終了しました。
本サミットは、エネルギー・水・食料・気候変動といった地球規模の課題に対して、島嶼地域での実装を見据えたGX(グリーントランスフォーメーション)モデルの構築と普及を促進することを目的としており、約20か国から登壇者が参加し、フィジーをはじめとする島嶼国の研究者・行政担当者に加え、国際連合大学(UNU)(以下「国連大学」)など国際機関の上級職員が主要スピーカーとして登壇し、島嶼地域が直面する課題と解決策について活発な議論が交わされました。
本サミットは、これまで準備してきた「佐賀大学ビジョン2040」が掲げる、知を社会価値へと転換する「実践智(Practical Wisdom)」を、島嶼地域のGXモデル構築という具体的課題において、公表直後にいち早く世界へ体現する第一歩となりました。
【サミットの主な成果】
・島嶼地域におけるGXモデルの国際的枠組みに関する方向性を共有
持続可能なエネルギー供給、脱炭素化、水資源管理、食料生産、レジリエンス強化に向けた多分野連携の重要性を確認しました。
・研究・政策・現場実装の一体的な推進に向けた国際ネットワークの形成
学術界と政策立案者、技術開発企業の協働を強化するための新たな連携機会が創出され、国際的なアカデミック・アライアンス
構築に向けた取り組みをスタートする宣言がなされました。
・島嶼地域に特化したGXモデルの普及・展開に向けた共同研究の機運醸成
気候変動の影響を受けやすい島嶼地域に適した実証プロジェクト案や研究テーマが複数提案されました。
サミットは現地とオンラインのハイブリッド形式で実施され、会場には日英同時通訳設備を備え、国際的な参加者による双方向の議論が可能となりました。
今回のIASIRでの共同宣言を基盤とし、IOESは今後、佐賀大学が掲げる社会変革を先導する「共創の中核(Co-creation Core)」としての役割を担い、世界と共に持続可能な未来を創り出す「地域未来共創大学」の牽引役として、研究成果の社会実装を加速させてまいります。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学海洋エネルギー研究所 伊万里サテライト 田中
Tel:0955-20-2190 Fax:0955-20-2191
E-mail: press@ioes.saga-u.ac.jp
https://www.ioes.saga-u.ac.jp/
① 会場の様子

② 野出学長による挨拶

③ チリツィ・マルワラ国連大学長・事務次長の基調講演と坂本副学長からの記念品の贈呈


④ ティシュカ・フランシス国連 後発開発途上国・内陸開発途上国・
小島嶼開発途上国担当小島嶼開発途上国プログラムリーダーの基調講演

⑤ 髙橋 正征公益財団法人日本科学協会会長の基調講演

⑥ 国際アライアンスの構築に向けた宣言の様子

⑦ 海洋温度差発電関連施設と海洋深層水研究所の見学の様子


佐賀大学海洋エネルギー研究所久米島サテライト 沖縄県海洋深層水研究所
⑧ 情報交換会の様子





