佐賀大学海洋エネルギー研究所フィリピン・サンカルロス大学とMOU締結 ― ブルーエネルギー・再生可能エネルギー分野での国際連携を強化 ―

2025年11月7日
教育・研究

佐賀大学海洋エネルギー研究所フィリピン・サンカルロス大学とMOU締結 ― ブルーエネルギー・再生可能エネルギー分野での国際連携を強化 ―

【概要】
　2025年10月13日、佐賀大学海洋エネルギー研究所は、フィリピン・セブ市にあるサンカルロス大学（University of San Carlos, USC）Talambanキャンパスにおいて、USCとの間で学術交流および研究協力に関する覚書（MOU）を締結しました。

　調印式では、Rev. Fr. Francisco Antonio T. Estepa, SVD（サンカルロス大学学長）および池上康之教授（佐賀大学海洋エネルギー研究所所長）が署名を行いました。立会人として、Dr. Patrick John Y. Lim（サンカルロス大学研究・開発・社会連携・出版局［RDEPO］所長）およびDr. Rosana J. Ferolin（同大学工学部長）が出席しました。
　また、在セブ日本国総領事館の松尾秀明総領事及び科学技術省(DOST)DirectorのDr. Tristan L. Abandoにもご臨席いただき、佐賀大学とUSCのコラボレーションについて支援されることのご挨拶を賜りました。

　今回のMOU締結は、両大学の協力関係をさらに発展させるものであり、今後は以下の取り組みを中心に連携を進めていく予定です。

　・海洋エネルギーおよび再生可能エネルギー分野における共同研究の推進
　・教員・学生の相互交流の促進
　・持続可能なエネルギー技術に関する教育とイノベーションの強化

　両大学は、クリーンエネルギーの推進と気候変動への耐性強化という共通のビジョンを掲げ、日本とフィリピンにおけるブルーエネルギーおよび再生可能エネルギー技術開発の国際的な協力関係をさらに深化させていきます。