「産科・地域母子保健分野の助産師不足・偏在を解決するための潜在助産師のリカレント教育プログラムの開発・実施」が、令和2年度就職転職支援のための大学リカレント教育推進事業に採択

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 2021年6月11日(金)に文部科学省令和2年度「就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業(就職・転職支援のためのリカレント教育プログラムの開発・実施)」の(c)就職・転職・起業支援のためのリカレント教育プログラムの開発・実証(地域の実情に応じたコース)において、「産科・地域母子保健分野の助産師不足・偏在を解決するための潜在助産師のリカレント教育プログラムの開発・実施」が採択されました。

 

 佐賀県では、助産師不足と地域・施設での偏在が著しく、産科空白地域が増加しつつあり、助産師不足と助産師偏在の解消は喫緊の課題です。

 この事業では、佐賀大学(医学部看護学科、全学教育機構、医学部附属病院看護部)と佐賀県、佐賀労働局・ハローワーク、佐賀県産婦人科医会、佐賀県助産師会、佐賀県医療センター好生館看護学院等との連携の下、「佐賀県助産師リカレント教育事業」を実施し、助産師等の円滑な就職・転職、異動を促進することを目的としています。ひいては佐賀県の産科や地域母子保健分野の助産師不足/偏在の改善と助産実践力の向上を目指します。

 この事業では、3つのプログラム(①病院・診療所コース、②地域母子保健コース、③知識アップデートコース)を運営します。第1回事業実施委員会は6月25日(金)に開催されます。

 

 

 受講対象者は、佐賀県での転職・求職希望・無職、退職後、非正規雇用、異動希望の助産師です。プログラムの開発費用は国からの委託によるため、令和3年度の受講費用は無料です。

 リカレント教育のプログラムは、講義、学内実習、インターンシップで構成します。社会人が受講しやすいように、オンライン教育を中心に行いますが、オンライン環境が整っていない受講者には、タブレットやWi-Fiを無料で貸し出します。さらに、分娩介助、メンタルヘルス援助技術等の学内実習と病院や新生児訪問でのインターンシップにより、実践で活躍できる準備をサポートするプログラムとなっています。多くの方にご利用頂き、キャリアアップを実現して頂くことを願っています。

 

 

佐賀県助産師リカレント教育プログラム

 

 

【本件に関する問い合わせ先】

佐賀大学医学部 生涯発達看護学講座

教授 佐藤 珠美

℡ 0952-34-2550

e-mail  tsatoh (at) cc.saga-u.ac.jp

 

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