オンラインでプログラミング能力を測る「TechFUL（ﾃｯｸﾌﾙ）」を後期開講の授業から本格的に導入

2020年09月28日
プレスリリース

オンラインでプログラミング能力を測る「TechFUL（ﾃｯｸﾌﾙ）」を後期開講の授業から本格的に導入

PRESS_RELEASE

　佐賀大学理工学部情報分野では，コロナ禍でも教育効果を高めるため，本年度後期に開講する「プログラミング演習２」から，オンラインでプログラミング能力を測ることができるサービス「TechFUL」を本格的に導入します。

　「TechFUL」は，学生が，自分のPCからインターネットで接続されたサーバにアクセスして，提示されたプログラミング課題を解くことで，学生のプログラミング能力を測定し、スキルデータの管理、分析、学習等ができる444株式会社（トリプルフォーかぶしきがいしゃ）のサービスです。佐賀大学理工学部情報分野では，2017年度に試験導入し，2018年度から授業課題の一部に取り入れてきました。その中で，学生のプログラミング能力をリアルタイムにオンラインジャッジし，学生の強みと弱みを即座に把握，高度なプログラミング教育と学生のモチベーションアップが期待できることを確認しました。

　昨今のコロナ禍で，今年度後期の「プログラミング演習２」の授業では，全面的にTechFULを用いたオンライン授業に移行します。今後は，444株式会社との連携を強化し，「プログラミング演習２」の連携する「プログラミング概論２」の授業の定期試験にもTechFULを導入し、学生のプログラミングスキルを詳細まで把握し，教育に利用いたします。TechFULを利用することで，学生が自宅に居ながらプログラミングの勉強に取り組めるだけでなく，得意な言語や苦手なアルゴリズムなど，従来のペーパー試験では得られなかった多数の情報を教員が確認することができます。今まで以上に，一人ひとりにあった授業や課題を提供できるようになり，新しい時代のより良い授業の形を目指します。