共同研究講座:「化粧品科学講座」を設置

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ポイント

  • 本学は令和3年6月1日、ジャパン・コスメティックセンター(JCC1) )との間で、本学で第2例目となる共同研究講座2)「化粧品科学講座」を設置

(設置期間:令和7年3月31日まで)

  • 本共同研究講座には、化粧品産業推進の研究推進コア人材を配置
  • 本共同研究講座の設置にて佐賀県における化粧品産業推進のための産学官連携の強化が期待

 

 

概要

 佐賀県が進めるJCCを中心としたコスメ産業の拠点を目指すコスメティック構想の推進の一手段として、JCCから人材及び研究費を受け入れ、令和3年6月1日、佐賀大学内に共同研究講座を設置しました。これまで佐賀県が進めてきたJCCおよび唐津市と本学との共同研究をさらに一層、発展させるため、農学部附属アグリ創生教育研究センター(唐津キャンパス)にて化粧品に関する研究をスタートし、更なる発展を目指します。

 本学に化粧品等に関する技術開発・研究を行う共同研究講座を開設することにて美と健康の国内初の知的クラスター3)の形成及び成果の創出が期待されるとともに、本学大学院生等への化粧品科学教育の基盤づくりも期待されます。

主な研究内容は、以下のとおりです。

・経皮吸収を促進する技術やその素材の開発

・有効成分(又は素材)の皮膚細胞(表皮角化細胞や線維芽細胞、三次元培養皮膚)に対する効果の評価、有効成分を実際に使用しての効果検証

・皮膚の角層細胞間脂質構造の解析等

 

用語の解説

1) ジャパン・コスメティックセンター(JCC)

  コスメ産業の創出・進出のために佐賀県・唐津市・玄海町が平成25年に任意団体として設立、平成27年に一般社団法人化。

2) 共同研究講座

  共同研究と寄附講座の利点を活かした研究教育組織の一つ。本学は令和2年4月から

この仕組みを創設。

3) 知的クラスター

  地域のイニシアティブの下で、地域において独自の研究開発テーマとポテンシャルを有する大学をはじめとした公的研究機関等を核とし、地域内外から企業等も参画して

構成される技術革新システム。

 

 

徳留嘉寛特任教授

共同研究講座 研究担当者
徳留嘉寛 特任教授

問い合わせ先

研究担当者:共同研究講座・特任教授 徳留 嘉寛         0952-28-8963

事務担当者:学術研究協力部社会連携課係長 木村 政治  0952-28-8416

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