水田での「泥の電池」による発電  〜昨年度に引き続き、実証試験を始めます〜

PRESS_RELEASE

【研究者】

 代表者:佐賀大学理工学部化学部門 教授 冨永昌人

 *ニシム電子工業株式会社(代表取締役社長:小野丈夫,以下ニシム電子工業)との

共同研究

 分担・協力者:成瀬 茂(大学院理工学研究科2年)

 

【概要】 

昨年度に続き、大幅に改良した電池を使った、水田での「泥の電池」の実証試験を始める予定です。実証試験のための電池設置日は、今後天候を見ながら決める予定です。(候補日は、8月3,4,5日です。日時は、週間天気予報をみて決めることになります。)

昨年度、国立大学法人佐賀大学(研究者:教授 冨永昌人)とニシム電子工業は,共同で吉野ヶ里の水田に設置した「泥の電池」からの発電を実現しました。本成果に対して、大きな反響を頂きました。また一般市民の方からは多くの応援メッセージを頂きました。

 

 

【今後の展開】

 スマート農業を視野に入れたフィールドセンサのための独立電源としてはたらくことを期待しています。また、畑での実証試験も準備中です。

 

【特記事項】

 昨年度は水田での発電の実証試験を実施しました。また、干潟泥やインドネシア・火山性泥での発電を実証してきました。

 

 

 

 

 

 

【教員活動DBのリンク先】

  https://research.dl.saga-u.ac.jp/profile/ja.60d314a5eae27b13.html

  冨永研究室HP: https://bioelectrochem.chem.saga-u.ac.jp

 

 

 

 

 

 

 

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【本件に関する問い合わせ先】

佐賀大学理工学部 教授 冨永昌人

Tel:0952-28-8561

E-mail: masato@cc.saga-u.ac.jp

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