オンライン型運動指導を対面型に続けて提供することで減量や体力をさらに高める可能性があることを発見

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【研究者】
 代表者:山津 幸司(佐賀大学教育学部・教授)
 共著者:楢﨑 兼司(福岡工業大学教養力育成センター・教授)

【研究成果の概要】
 運動指導は対面型での実施が多いもののコロナ禍もありオンライン(通信)型も増えています。従来は、対面とオンラインのどちらが効果的か比較する研究がなされてきました。今回の研究では対面型の後にオンライン型を続けることで、行動変容や健康状態の改善が見られ、指標によってはその効果がさらに高まる可能性を発見しました。

【研究成果の公表媒体(論文や学会など)】
雑誌名:International Journal of Environmental Research and Public Health
19巻8号 論文番号4922 DOI:10.3390/ijerph19084922
“Feasibility of the remote physical activity follow-up intervention after the face-to-face program for healthy middle-aged adults: A randomized trial using ICT and mobile technology”

【今後の展開】
 オンライン型は脱落が多いという課題が残されています。手厚いサポートは効果も費用も高まりますが、普及には費用対効果に優れた方法をAI等の活用で模索する必要があります。

 オンライン型は正興ITソリューション株式会社(代表取締役社長 有江勝利、福岡市)と共同開発したシステムを用い、対面型はRIZAP株式会社(東京)が担当しました。

【教員活動DBのリンク先】
https://research.dl.saga-u.ac.jp/profile/ja.a910a8c655aab9a859c123490551be02.html

 

【本件に関する問い合わせ先】
  佐賀大学教育学部 教授 山津幸司
  TEL:0952-28-8302(直通)
  E-mail: kyamatsu@cc.saga-u.ac.jp

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