理工学部化学部門教員と大学院生らが教育支援センター「くすの実」で理科実験教室を実施

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【概要】
 令和5年5月19日(金)に,不登校支援機関の教育支援センター「くすの実」にて理工学部 長田 聡史 教授と先進健康科学研究科(理工系)の大学院生らが本年度最初の理科実験教室を実施しました。

【本文】
 理科実験教室支援活動は,佐賀市教育委員会の不登校支援機関である教育支援センター「くすの実」の要請により,実験を通した理科への興味をきっかけに子どもたちの就学意欲を芽生えさせたいという目的で行なっています。大学が不登校支援機関に対して行う理科実験教室は全国でも数少ない活動で,平成17年に当時の工学系研究科 兒玉 浩明 教授(現佐賀大学長)が始めてから現在まで継続して今年で19年目であり,これまでに数多くの大学生,大学院生がボランティアとして参加してきています。
 令和5年5月19日(金)に先進健康科学研究科(理工系)の大学院生が理工学部化学部門 長田 聡史 教授とともに,「おもしろスライムを作ろう」と題して,今年度はじめての理科実験教室を行いました。
 毎年初回は子どもたちに人気のスライムを題材としていますが,通常のスライムを作成する以外にもシェービングフォームを混ぜた感触の異なるスライムを作りました。生徒たちは,色素やラメで着色したオリジナルスライムの出来栄えを互いに比較し,歓声をあげていました。単に感触を楽しむだけでなく,どこまで切れずに伸ばせるか挑戦する生徒もおり,ボランティアの学生とくすの実の指導員の先生たちは子どもたちの挑戦に感嘆していました。この理科実験教室は今回を含め年6回の開催を予定しています。

 

  

「理科実験教室」の様子

 

【本件に関する問い合わせ先】
 佐賀大学理工学部総務
 電話 0952-28-8513

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