マレーシア UPM―UTM OTECセンター開所式を挙行

 1月20日、マレーシアポートディクソン(マレーシアプトラ大学I-AQUOSE内)において、JST/JICAのSATREPS事業で設置した海洋温度差発電装置のUPM-UTM OTECセンター設置・開所式典が挙行され、マレーシア高等教育省副大臣ムスタファ サックマッ氏をはじめ、四方敬之在マレーシア日本国大使、菅原美奈子JICAマレーシア所長、本学豊田一彦理事、池上康之海洋エネルギー研究所長ら関係者約130人が出席しました。 

 このセンターは、海洋エネルギー研究所が平成 30年度に採択された、 JST/JICA のSATREPS 事業 『マレーシアにおける革新的な海洋温度差発電(OTEC)の開発による低炭素社会のための持続可能なエネルギーシステムの構築』での共同研究により開発された、革新的な海洋温度差発電(H-OTEC)が令和6年10月に完成し、UPM(マレーシアプトラ大学)とUTM(マレーシア工科大学)のセンターとしてマレーシア高等教育省の支援によって開設されたものです。

 本年1月10日には、石破首相がマレーシアを訪問、日・マレーシア首脳会談において二国間関係に関し、海洋温度差の技術協力や両国の大学間の交流、協力を後押ししていくことを表明され、今後、益々このセンターを拠点として、2大学と佐賀大学の国際連携によって海洋エネルギー開発や海洋エネルギー産業の形成、人材育成が更に加速することが期待されています。 

 

  

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