在学生の方へ
受験生の方へ
大学案内

大学案内

教育研究上の目的(大学院)

学校教育学研究科

学校教育学研究科の教育目的

学校教育学研究科は,学校教育現場の諸課題に対応し,課題を解決できるような「理論と実践の往還」による高度な専門性と実践的な指導力を備えた教員を養成することを目的とする。

学校教育学研究科各専攻の教育目的
  1. 授業実践探究コース 現代的な学力育成の課題に応じて,授業実践において,学習指導に関する高度な資質を育成することを目的とする。

  2. 子ども支援探究コース 特別支援教育や生徒指導・教育相談等の多様な教育ニーズに応じて,さまざまな場面において,きめ細かに子どもを指導する高度な資質を育成することを目的とする。

  3. 教育経営探究コース 地域社会の変貌や少子化等の社会的課題に応じて,地域と連携した学校経営において,高度な資質を育成することを目的とする。

地域デザイン研究科

地域デザイン研究科の教育目的

地域デザイン研究科は,芸術,フィールドデザイン,経済・経営の3つの研究教育分野の連携により,芸術分野の持つ「創造力,表現力そして感性」,「自らの意思や意図を表現し伝達するためのコミュニケーション・スキル」,社会科学の分野が提供する「社会やニーズの変化や動向を予測,分析する能力」,そして「人々を通してあるべきことをより良く行い,実現するためのマネジメント能力」を兼ね備えた,各専門分野における「自律的に創造する専門家」として,地域の再生とイノベーションに貢献できる人材を養成することを目的とする。

地域デザイン研究科各専攻の教育目的
  1. 芸術デザインコース 芸術に関しての高度な専門知識と表現技能を修得し,それらを国際的に通用するレベルに発展させるとともに,マネジメントの能力とフィールドデザインの思考を身に付けることにより,幅広い視点から地域の文化芸術・産業の課題を見出し,芸術を通してその課題の解決ができる高度な専門的能力を持った人材を養成すること。 

  2. 地域マネジメントコース 経済・経営の高度な専門的知識の獲得によるマネジメントの能力とグローバル経済における市場の展開を理解し分析できる能力の修得に加え,芸術の表現の理解及びフィールドデザインの思考を身につけることにより,幅広い視点から地域経済と文化の課題の解決と国際的展開ができる高度な専門的能力を持つ人材(ブリッジ・パーソン)を養成すること。

医学系研究科

医学系研究科の教育目的

医学・医療の専門分野において、社会の要請に応えうる研究者及び高度専門職者を育成し、学術研究を遂行することにより, 医学・医療の発展と地域包括医療(地域社会及び各種の医療関係者が連携し、一丸となって実践する医療)の向上に寄与する ことを目指す。

医学系研究科博士課程の教育目的

医学・医療の領域において,自立して独創的研究活動を遂行するのに必要な高度な研究能力と,その基礎となる豊かな学識 と優れた技術を有し,教育・研究・医療の各分野で指導的役割を担う人材を育成する。

先進健康科学研究科 

先進健康科学研究科の教育目的

先進健康科学研究科は,理工学,農学,医学,看護学の領域にまたがる健康科学分野において,幅広い専門的知識と研究能力を身に付け,研究・職業倫理,知的財産権,情報セキュリティなどの関連知識を持ち,さらに幅広い教養と異分野の知識・考え方を取り入れ,複眼的視点から科学的思考ができる高度専門職業人を養成し,もって地域社会及び国際社会の発展と人類の福祉,文化の進展に寄与することを目的とする。

先進健康科学研究科各コースの教育目的
  1. 生体医工学コース これまで積み重ねてきた生体計測と人体運動機能制御に関連する研究を融合発展させた研究を推進し,介護・リハビリテーション分野を中心とした臨床への展開を図る。その際,臨床のニーズを的確かつ迅速に取り込むために,本専攻の医科学コース,総合看護科学コースのみならず本学病院に設置されているロボットリハビリテーション外来と密接に連携する。また,専攻他コースと共同で,典型的な融合型産業である医工学に関連した製造・サービス業等で活躍する高度人材を養成する。さらには,総合看護科学コース及び医科学コースの学生に対して,機械工学や電子工学の学理及び先端技術の教授を通じて,主として前者においては患者介護,後者においてはリハビリテーションや医用電子機器・生命維持管理装置の使用について,確かな学問的バックグランドに基づく臨床プラクティスを可能とし,地域医療レベルの一段の底上げを目指すとともにコメディカル系人材を養成する。

  2. 健康機能分子科学コース 理学・医学・農学を跨ぐ,先端健康科学とも呼べる融合領域の教育研究を推進する。近年,生命科学・ビッグデータ解析・ゲノム解析・システム生物学などの分野における技術革新により,先端健康科学を含む生命科学分野全体で,研究手法のパラダイムシフトが起こっている。そこで,理学,医学,農学の三者を跨ぐ融合領域での一丸となった教育体制により,新技術を活用した基礎研究を行い,食品や医療分野での応用を展開する総合的教育研究を推進する。より具体的には,基礎科学をベースにした生体分子の機能解明,機能性をもつ分子や細胞の開発・創成の基礎研究,ならびに,それらの生理機能の実証と強化の「橋渡し」による食品や医療分野での活用を目指した応用研究を展開する。本コースの教育課程は,融合的な共通教育を基盤とするとともに,理学,医学,農学分野の専門科目が体系的に配置されており,健康機能分子科学に関する幅広い専門を理解するとともに,それぞれの専門分野で実践力と強みを発揮する修士(理学,医科学,農学)の養成を目標としている。理学,医学,農学の融合した健康機能分子科学の先進性を経験するとともに,それぞれの深い専門を体系的に学ぶことで,新技術の台頭により予測される産業構造の変化に対応できる応用力ある人材,新産業の勃興に対応しうる先導的人材を養成する。

  3. 医科学コース 理工学・農学とのフレキシブルな連携によってより幅広い専門知識と先進技術を修得させることで,学際的思考基盤を有する新世代の医療系生命科学者を養成する。特に,健康機能性素材・食品,組織再生工学,介護福祉など先端的な専門知識や技術により,これまでの医科学専攻修士課程単独では達成し得なかった,農学・理工学のバックボーンと学際的視点を有する人材輩出が可能となる。本コースの位置づけとして,主に基礎領域を担当する生体医工学との連携に基づき,実際の臨床現場への応用や生体適合性の検討など,応用分野に特化した領域を担うほか,医学は理工学・農学そして看護学すべてとつながりを有することから,ヒトを中心とする生命科学の重要な命題である新たなトランスレーショナルリサーチ分野の開拓にあたり,融合研究科の体制づくりに貢献することが期待される。

  4. 総合看護科学コース  看護学領域にかかわる保健医療システムのめざましい変化や医療看護の高度化,多様化,国際化の社会変動に対応できるように,高い倫理観と幅広く深い学識を修得できる教育課程を編成し,看護を巡る現代の多様な課題に対して,これまでに無いユニークな視点・着想に基づいた総合的看護プログラムを構築してアプローチできる人材を養成する。

理工学研究科

理工学研究科の教育目的

理工学系研究科は,理学及び工学の専門分野における知識と技術に,分野の枠を越えた知識及び考え方を取り入れた,創造性豊かな優れた研究者や技術者等の高度な人材を養成することを目的とする。

理工学研究科(博士前期課程)各コースの教育目的
  1. 数学コース 数学分野の真理探究を求める過程で培われた論理的思考能力と獲得した汎用性の高い知識をベースに,幅広い分野において業務を遂行できる高度な人材を養成すること。

  2. 物理学コース 物理学分野の真理探究を求める過程で培われた論理的思考能力と獲得した汎用性の高い知識をベースに,幅広い分野において業務を遂行できる高度な人材を養成すること。

  3. データサイエンスコース 数学やコンピューターに関する知識と応用力を有し,多種多様なデータ及びその利活用に取り組む現場の状況を理解した上で,データから価値のある知見や法則を発見し,それを課題解決に活かす能力を備えた高度な人材を養成すること。

  4. 知能情報工学コース 情報通信技術をベースに,人工知能,IoT,サイバーフィジカル,サイバーセキュリティ等の先端的な情報技術を活用してイノベーションを創出できる高度な人材を養成すること。

  5. 機能材料化学コース 材料化学の領域において,専門知識と実践力を有する高度な専門技術者,及び機能性材料の開発を通じた物質イノベーションを引き起こす企業で中心になって活躍できる高度な人材を養成すること。

  6. 機械エネルギー工学コース エネルギー工学分野の専門技術と知識を身につけた高度な専門技術者,及び実践的な知識を身につけ,科学的思考力と洞察力を再生可能エネルギーなどの産業界で発揮できる人材を養成すること。

  7. 機械システム工学コース 機械システム工学分野の専門技術と知識を身につけた高度な専門技術者,及び実践的な知識を身につけ,科学的思考力と洞察力を産業界で発揮できる人材を養成すること。

  8. 電気電子工学コース 電気工学及び電子工学の領域において,高度な専門的知識・能力を有し,企業で中心になって活躍できる高度な人材を養成すること。

  9. 都市基盤工学コース 都市基盤の維持管理,防災・減災,都市環境の諸問題について,先端的・実践的な専門知識を身につけた高度な専門技術者,及び専門分野の枠を超えて幅広い教養と広範な視野を持ち,自立的に地域や社会に貢献する意欲を持った人材を養成すること。

  10. 建築環境デザインコース 建築・都市空間のデザイン,建築環境等の諸問題について,先端的・実践的な専門知識を身につけた高度な専門技術者,及び専門分野の枠を超えて幅広い教養と広範な視野を持ち,自立的に地域や社会に貢献する意欲を持った人材を養成すること。

理工学研究科(博士後期課程)各コースの教育目的
  1. 数理・情報サイエンスコース 数学,情報科学,情報工学,データサイエンスに関連する領域において, 研究者・技術者・職業人として社会に貢献し,進展に寄与するとともに, 幅広い基礎知識から高度な専門知識を有した人材を養成すること。

  2. 機械・電気エネルギー工学コース 社会の基礎となるエネルギーの創成から利用にいたる産業基盤技術に関連する機械工学,電気電子工学を基幹とした総合的な工学領域において,エネルギー変換,輸送,貯蔵等に関する高度な専門的知識を有し,エネルギー分野で活躍する人材を養成すること。

  3. 社会基盤・建築デザインコース 国や地域を支える社会基盤の整備・維持が求められる一方,地域性を考慮した居住環境・建築環境の快適性創出が重要であり,このような課題にグローカルな視点で取り組み,問題解決に取り組むことができる人材を養成すること。

  4. バイオ・マテリアルエンジニアリングコース 医工学と材料工学を基盤とする領域において,バイオ,光および電気・磁気に関わる材料やナノマテリアルなどの機能性材料に関する幅広い知識と共に,材料科学や材料工学,物質科学に立脚したイノベーションを高度に実践できる人材を養成すること。

工学系研究科

工学系研究科の教育目的

工学系研究科は,理学及び工学の領域並びに理学及び工学の融合領域を含む関連の学問領域において,創造性豊かな優れた 研究・開発能力を持つ研究者・技術者等,高度な専門的知識・能力を持つ職業人又は知識基盤社会を支える深い専門的知識 ・能力と幅広い視野を持つ多様な人材を養成し,もって人類の福祉,文化の進展に寄与することを目的とする。

工学系研究科博士後期課程の専攻の教育目的

システム創成科学専攻


電子情報システム学,生産物質科学,社会循環システム学又は先端融合工学の豊かな学識と高度な専門知識を持ち,学際的立場 から自立した研究活動が遂行できる研究者・技術者を養成すること。

農学研究科

農学研究科の教育目的

農学研究科は,地域社会及び国際社会の発展に必要とされる農学上の諸課題を解決する能力,高い倫理意識及び国際的視野を有し,多方面において先端的・応用的・実用的な能力を発揮し,活躍できる創造性豊かな高度専門職業人を養成することを目的とする。

農学研究科各コースの教育目的
  1. 生物科学コース 生物科学の領域における先端の高度な専門知識を有し,生物資源の生産と制御に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。

  2. 食資源環境科学コース 食資源環境科学の領域における先端の高度な専門知識を有し,農業生産や環境に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。

  3. 生命機能科学コース 生命機能科学の領域における先端の高度な専門知識を有し,食料や健康に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。

  4. 国際・地域マネジメントコース 国際・地域マネジメントの領域における先端の高度な専門知識を有し,農学を基盤とした地域振興と国際協力に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。

このページのトップへ